トランプがなんで中国とやいやい貿易摩擦してるのか考えてみる

トランプ御大が中国とお戯れである。

 

 対中国で米国は5000億ドルの貿易赤字を出している、ケシカラン、とお戯れである。

 

 

貿易赤字は単に輸入が輸出を超えているというだけで、悪いことでもなんでもない。なぜ輸入をしているかというと、その方が安いから。企業は安いコストで原材料を調達できればそれだけ利益が増える。または単純に国内で十分に生産されていないから手に入らない。悪いことでもなんでもなくて、むしろ良いことって言っても良いんじゃない?

アゴラこども版のリンクを貼っておこう。

 

貿易収支というのは、輸出から輸入を引いたものです。それが赤字になったということは、輸入のほうが輸出より多いというだけで、それ自体はいいことでも悪いことでもありません。輸入できるのは、それを買うお金が日本の会社にあるんだから、問題ではありません。

agora-web.jp

 

さて、 絶対トランプ兄貴も分かっているわけさ、貿易赤字がアメリカにとって悪いことじゃないなんてことは。

 

御大がやりたいことは、「われわれを苦しめる貿易赤字の元凶である中国」という仮想的を作って、やいやい、ぎゃーぎゃー、みんなと一致団結することなのだ。

 

「みんな」とは、貿易赤字があるから俺たちの生活は苦しいんだ、という思考を持つ、(あまり教育を受けていない)臣民どものことである。地理的に言うと、南部だったり中西部だったりだ。産業もろくになくて、自動車組立て工などの第2次産業に頼る、あまり先行きが明るくない人々だ。

 

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なぜ御大はこのタイミングは中国ときゃっきゃっお戯れになるのか。それは、11月に中間選挙があるからだ。

 

上院議員のうちの3分の1、下院議員全員が改選となる。各の定めによるが、同時に、任期が満了した州知事の選挙、各自治体の公職に関する選挙、欠員が生じている非改選上院議員補欠選挙なども行われることが通例である。

中間選挙は大統領選挙の年の選挙と同様に、「選挙の日」すなわち「11月第1月曜日の属する週の火曜日」に行われる。通常は11月第1火曜日になるが、当日が11月1日になる場合は11月8日に行われることになる。

中間選挙では政権運営についての批判を受ける大統領の与党が議席を減らすことが多い。近年において大統領の与党が両院で議席を増やした中間選挙は、9・11テロ翌年の2002年のみである。

中間選挙 - Wikipedia

 

つまり、中間選挙の結果、議会に占める共和党議席が減ってほしくない。御大の意図は5月の青空のように明確である。

 

 

ってことで、今回の貿易摩擦はあくまで演出であり、ショーとして嗜むのがよろし。 中国も俄然乗ってきてくれて、トランプ御大と一緒にノリノリである

 

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