最近の失業率低下でインフレが期待できるか考えてみるよ

20年間、日本を苦しめた悪魔の名前は「デフレ」。

この悪魔がもうすぐ退治できるかもしれないというのを、最近の失業率のトレンドから考えてみるよ。

まず、理論的なお話をツイートにまとめました。

 

 

 

 つまり、失業率が下がれば、インフレ基調になっていくはず、ということです。

 

17年の完全失業率2.8%に低下 24年ぶり低水準:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30H7B_Q8A130C1000000/

 

2017年の完全失業率は2.8%と前年比0.3ポイント低下した。低下は7年連続で1993年(2.5%)以来、24年ぶりの低水準だった。

 

1993年以来の24年ぶりの低水準と書いてあるので、バブル崩壊後のデフレ下で、失業率が高水準だったということで、上のツイートの理屈と整合性があります。

 

よし、実際にデータを見てみよう。

 

下記が過去数十年の失業率推移。

 

91年から2001年までの絶壁は、いわゆる失われた10年の暗黒時代ですね。

 

2002年から2007年にグングン失業率下がりました。その後少し上がってしまうけど、また、2010年から直近までも下がっているのが見えます。

 

さて、これに呼応するように物価が上下しているか見てみましょう。

 

これ何年が基準なんだろ笑。ま、良いやw。

 

まず、たしかに91年をピークに2001年がマイナスに突入。暗黒の「失われた10年」は、失業率が下がっただけでなく、物価も下がりました。

 

2010年から物価は上向きになり、2013年から2014年には大きくジャンプしています。これも失業率の2010年以降の下降トレンドと呼応しています。

 

が、2015、2016年とダウントレンドですね。2017年のデータはないですが、もしかしたら2017年は物価は上がっているかもしれません。

 

失業率と物価は反比例の関係があるというこうした考え方はフィリップス曲線として知られています。

 

上の2つのグラフを眺めるだけでも、まあなんとなく、そうした反比例の関係があるというのは見てとれますね。

 

ということで、今の失業率低下トレンドは、物価上昇を呼び込むことは間違いないでしょう。