マリファナビジネスの支払いプラットフォーム爆誕の理由に納得

アメリカのマリファナビジネスは、今は現金商売だけど、この支払いプラットフォームのおかげで電子化されるかもしれないというお話。

 

アメリカでは娯楽用マリファナが2014年にコロラド州で初めて合法化されました。

 

その後ワシントン州アラスカ州、2018年にはカリフォルニア州でも合法化されました。

 

規制緩和するところにビジネスチャンスあり、ということで様々なマリファナビジネスが生まれています。

 

そんなマリファナビジネスのひとつにおもしろそうなものがありました。その名もPayQwick(ペイクイック)。

 

https://www.payqwick.com/

 

これは、マリファナビジネスにおけるPaypalのようなものです。マリファナ商品に関わるお金のやり取りを電子的に行えるというものです。

 

お金のやり取りを電子的に?銀行振り込みとかクレジットカード決済ってこと?なんでそれがすごいの?

 

実はこれはこの業界にとって画期的なようです。なぜかと言うと…

 

そもそもマリファナビジネスは銀行口座が開けない。よって通常のビジネスのように銀行間の送金ができないのです。

 

なぜ銀行口座が開けないのか。アメリカではいくつかの州で娯楽用マリファナは合法化されているものの、連邦レベルではまだ違法です。また合法である州でもかなり煩雑なコンプライアンス基準が設けてあるようです。そのため銀行としては、こうしたビジネスと取引することにとても躊躇してしまう。

 

2014年のコロラドでの解禁以降無数のマリファナビジネスが出てきていますが、そのほとんど(すべて?)が銀行口座を持てず現金での商売を強いられているようです。

 

日商数百万円レベルの家族経営の業者は、毎日息子が店舗から現金を運んで自宅?の金庫に溜め込んでいるという話を聞いたことがあります。強盗リスクww

 

B to Bでの取引はもちろん、小売も同じ状況です。クレジットカードやデビットカードを発行するのも銀行ですので、最終消費者である我々も現金決済がほとんどです。一部カード支払いを受け付ける小売店もあるようですが、いつでもBANされる可能性ありと思います。

 

そうした課題を解決するビジネスが爆誕しました。それがPayQwickです。

 

PayQwickが仲立ちすることで、B to BやB to Cでのお金のやり取りを電子化してくれるのです。

 

PayQwickがマリファナ業者や消費者に対して独自のカードを発行します。そのカードに売上を溜め込んだり、新たな在庫の購入に使ったり、カード所有者の銀行口座に振込ができるようです。

 

なぜ銀行はPayQwickをかますことで送金を許すのか。PayQwickがマリファナ業者のコンプライアンスをくまなくチェックするからです。

 

ここがPayQwickのバリューですね。

 

マリファナ商売に足を踏み入れると様々なコンプライス基準(州レベル)を満たす必要がでてきます。マネーロンダリング、未成年者や犯罪集団への小売禁止などなど。銀行がマリファナ業者と取引するのを躊躇するのも、たとえ州レベルで合法であったとしても、こうした厳しいコンプライアンスをちゃんと満たしているか保証できないからです。

 

銀行としてはこうしたコンプライアンスさえ満たしていれば、言い換えれば、まっとうなクリーンな商売をしているマリファナ業者であれば、取引をしたいというのが本音でしょう。

 

PayQwickはそうしたニーズを捉え、銀行の代わりにコンプライアンスチェックを行うのです。そうした作業の果実として、銀行と業者の仲介という立場をゲットしました。

 

マリファナ決済プラットフォームの座を一度ゲットすれば、手数料でがっぽり儲けられるでしょう。

 

マリファナビジネスのコンプライアンス監査って絶対需要あるよな〜。有価証券報告書の監査は、監査する人がされた人に報酬を払うというビジネスモデルだけど、PayQwickはひと捻り効いてますね。